勉強方法・試験対策|直前期(試験1か月前)の勉強方法
勉強方法と試験対策を解説します
直前期(試験1か月前)の勉強方法 掲載項目一覧
直前期(試験1か月前)の勉強方法 - インプット
不安感が襲ってくる時期ですが、新しいテキストに手を出さないことが大切です。
試験が近づくにつれ、いろいろなことをインプットしたくなり、ついつい新しいテキストを買いたくなってしまうものです。
しかし、直前期に手を広げてしまうと、問題が解けないような
あいまいな知識だけが増えて、正解を導き出すための確実な知識が減ってしまうことにもなりかねません。
確実な知識を定着させるためには、使い慣れたテキストを復習することが大切です。
直前期(試験1か月前)の勉強方法 - アウトプット
300問を1回だけ解くよりも 100問を3回繰り返し解く
インプットがしっかりできていても、問題演習を数多くこなさなければ、問題を解く力はつきません。
その「問題演習を数多くこなす」とは、一通り多くの問題にあたってみることではありません。
同じ問題を繰り返し解くことです。
たとえば、300問を1回だけ解くよりは、100問を3回繰り返し解いたほうが、確かな実力がつきます。
あと、ここでも重要なのは、単に正解できたかどうかではなく、正解を導き出した理由が正しかったかどうかです。
選択肢1つ1つについて、理由をつけて判断していくことのできる状態が理想です。
直前期にはどのような問題に取り組むべきか
直前期は、今年の論点を押さえることが大切なので、過去問よりは市販の予想問題や講座の答練を優先すべきと思います。
それとともに、スクールの模擬試験を会場で受けられることをおすすめします。
会場で受けることをおすすめする理由は、予想問題を解く以外にも、試験時間の感覚をつかむなど、いろいろと練習になるからです。
ちなみに僕の場合は、「社会科学の問題は時間がかからないから、その分国語の文章問題をじっくりやろう」とか、「国語の文章問題をやる前にトイレに行っておこう」など、いろいろな感覚をつかみました。
それ以外にも、試験当日に最良の状態で臨めるような行動パターンを作っておくこともできます。
「何時に起きるか」「何時にどんな食事をとるか」「何時に家を出るか」「試験会場に入ったら何をするか」など、いろいろと練習になります。
実力を出せるようにするための準備
体調を万全に
勉強の効果を上げるためには、体調が万全でなくてはなりません。
よく睡眠を削ってまで勉強される方がいらっしゃいますが、それはやめた方が良いです。
なぜなら、睡魔と闘って勉強しても知識の定着は悪いですし、疲労蓄積による体調不良で勉強スケジュールが乱れることも考えられます。
それだと、当然ながら勉強の効果は上がりません。
気になるところは早めに治療を
自分の体で気になることがあったら、早い段階で治療してください。
僕の場合は、早い段階で歯医者さんに行っておきました。
勉強の効果を上げるためにも、そして本試験3時間を集中するためにも、体調を万全に整える努力も大切です。
これらの話はバカにしがちですが、どんなに実力があっても、体調が悪いとその実力が発揮できなくなってしまいます。
ぜひ気をつけてくださいね。