勉強方法・試験対策|独学と講座利用の比較

勉強方法と試験対策を解説します

独学と講座利用の比較 掲載項目一覧

独学と講座利用のメリット・デメリット

行政書士試験合格に向けて勉強を開始する際、独学で学ぶか、それとも講座利用で学ぶかを決めなければいけません。
そこで、それらのメリットとデメリットをまとめてみました。

勉強形態 メリット デメリット
独学
  • 講座利用より安上がり
  • 自分のペースで勉強を進められる
  • 自分の都合の良い時間に勉強できる
  • 自分自身で理解して、解決していかなければならない
  • 間違って覚えてしまっても、気付かないおそれがある
  • 不効率な勉強方法をとってしまうおそれがある
  • 勉強に対する意識が低下しやすい(同じ目標を持つ仲間がいない場合)
  • 教材をすべて自分でそろえる手間がある
講座利用
(通学)
  • 先生に教えてもらえるので理解が進む
  • 分からない部分は直接先生に質問できる
  • 勉強の進め方を教えてもらえる
  • 勉強のスケジュールは講座運営側が組んでくれるので、自分でスケジュールを考える手間がない
  • 周囲の影響により、やる気が上がる
  • ライブの臨場感により、集中力が上がる
  • 教材を自分でそろえる手間がない
  • 独学よりは費用がかかる
  • 指定された授業時間に都合を合わせなければならない
  • 教室までの移動に、時間と交通費がかかる
講座利用
(通信)
  • 教材を自分でそろえる手間がない
  • 自分の都合の良い時間に勉強できる
  • 自分のペースで勉強を進められる
  • 講義を録画・録音したものがついている場合、先生に教えてもらうのとほぼ同じなので理解が進む
  • 分からない部分は質問できる(講座によってサービスが違うので注意)
  • 独学よりは費用がかかる
  • 間違って覚えてしまっても、気付かないおそれがある
  • 勉強に対する意識が低下しやすい(同じ目標を持つ仲間がいない場合や講座運営側のフォローがイマイチの場合など)
  • 講義を録画・録音したものがついている場合、何度でも聞けるため、「また聞けばいいや」という意識が生まれやすく、集中力が低下しやすい

決め手となるポイント

初心者の方は講座利用を できれば通学で

現在の行政書士試験の場合、初心者の方が独学で勉強していくのは厳しいです。
状況が許す限り、通学講座を利用されることをおすすめします。
上表のとおり、メリットが多いからです。

もし独学で学ぶにしても、スクールで行われる模擬試験は受験したほうが良いです。
理由は、予想問題を解くという以外にも、試験時間の感覚をつかんだり、大勢の中で集中して問題を解く練習になるからです。

ちなみに僕の場合は、トイレに行くタイミングを模擬試験でつかみました(国語の文章問題に取り組む前に行くようにしていました)。

通学か? 通信か?

通学か通信かを検討する際は、以下にあげるポイントを意識されてみてはと思います。

  • ライブの臨場感が優先か、それとも自分のペースで学習することが優先か
  • 通える範囲に通学講座があるか
  • 通えない日があったときのフォロー制度が充実しているか
  • スクールが指定する授業時間に合わせることができるか
  • スクールで受験仲間の輪を広げたいか(仲間同士で合格したら、開業後にも大切な仲間になります)

通信でもライブの臨場感を味わいたいという方もいらっしゃると思いますが、スクールによってはスクーリング制度があり、通学が可能な場合もあります。

講座選びに関する詳しいことは、講座はここを見て選ぶ もご参考ください。 

このサイトを運営している人

行政書士みなさんもご存知の大手スクールで、行政書士試験講座の講師をやっていました。
今は行政書士事務所代表&ウェブコンサルタントです。

うさぎ年生まれなので、うさぎのイラストを使っています。

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行政書士試験講座行政書士試験対策のためには、講座を利用するのが効率的です。

スクールとは言えないような専門性の低い講座は上記の中には入れていません

行政書士試験の書籍

行政書士試験の書籍すでにテキストを持っている方でも、問題集(特に新問)に取り組むことは必要です。

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