勉強方法・試験対策|最初に確認しておくこと
勉強方法と試験対策を解説します
最初に確認しておくこと 掲載項目一覧
なぜ行政書士試験に取り組むのですか?
「なぜ行政書士試験に取り組むのか?」
「行政書士試験に合格したあと、取得した資格をどう使うのか?」
これを明確にしておかないと、勉強のやる気が持続しませんし、せっかく合格しても将来が作れません。
たとえば僕の場合は、親が離婚したり、僕自身不当解雇されたりといった経験を思い出す機会があって、そのときに、「困っている人の一助になりたい」
という気持ちが強くなりました。
そこでいろいろと調べた結果、行政書士という資格に出会いました。
そういった明確な意識があったので、やる気が落ちることはありませんでした。
試験終了まで、強いやる気を持ち続けることができました。
そして、めでたく開業して、行政書士として生活しているわけです。
そのようなことから、行政書士試験の勉強に入る前に、「なぜ行政書士試験に取り組むのか?」「行政書士試験に合格したあと、取得した資格をどう使うのか?」を明確にしておかれてください。
ご家族のご理解は得られていますか?
ご家族をお抱えの方は、ご家族からご理解を得ることはとても大切です。
なぜなら、今まで家族のために使っていた時間を勉強にまわすことになるからです。
司法試験受験生ならまだしも、法律を1から勉強し始める方にとっては、仕事以外の時間はほとんど勉強にまわさないと合格できません。
もし、時間を勉強にまわすことによって家族関係が悪くなる可能性があるようでしたら、まずは説得が必要と思います。
勉強する時間は確保できますか?
僕が講師をしていたときの同僚講師は、1日の必要な勉強時間について、「仕事の時間以外は全部」とおっしゃっていました。
僕が受験生だったころは、平日は1日最低3時間+すき間の時間、休みの日は1日中勉強できる環境を整えました。
行政書士試験の勉強に入った時期にもよりますが、そのくらいの勉強時間を確保できなそうであれば、まずは環境を整えることからやるべきです。
どのような勉強形態にしますか?
大きく分けて、「独学」と「スクール利用」があります。
スクール利用には、「通学」と「通信」があります。
また、「インプットは独学で、模擬試験のときだけスクールを利用する」というパターンもあります。
そのどれが良いかは、個々の事情による部分が大きいので、一概にどれが良いとは言えません。
詳しくは、独学と講座利用の比較をご覧ください。