行政不服審査法|処分に対する不服申立ての提起

行政不服審査法の「なぜ?」を解説します

原則:審査請求中心主義 例外:異議申立前置主義 なのはなぜ?

処分に対する不服申立ては原則として審査請求によることとなっており(審査請求中心主義)、例外として異議申立てを先に提起しなければいけないことになっています(異議申立前置主義)(行政不服審査法5条、6条)。

なぜ、原則が審査請求中心主義で、例外が異議申立前置主義なのでしょうか?

堂り公正な審査を行うため

まず、審査請求は、処分庁の上級行政庁が判断するものなので、第三者的な判断が可能です。

それに対し、異議申立ては、処分庁自身が審査をするものなので、あまり公正な判断が期待できません。

そのため、原則が審査請求になっています。

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